16歳の男子。上顎左側第一大臼歯の痛みを訴えて来院した。1年前からう蝕に気づいていたが、放置していたところ、1週間前から咀嚼時に疼痛を感じるようになったという。初診時の口腔内写真とエックス線写真を別に示す。疑われるのはどれか – 臨床歯科医学

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科目名:臨床歯科医学| 出題年次:2016| 出題頻度:2| 出題回数:25

問題:
16歳の男子。上顎左側第一大臼歯の痛みを訴えて来院した。1年前からう蝕に気づいていたが、放置していたところ、1週間前から咀嚼時に疼痛を感じるようになったという。初診時の口腔内写真とエックス線写真を別に示す。疑われるのはどれか。

		16歳の男子。上顎左側第一大臼歯の痛みを訴えて来院した。1年前からう蝕に気づいていたが、放置していたところ、1週間前から咀嚼時に疼痛を感じるようになったという。初診時の口腔内写真とエックス線写真を別に示す。疑われるのはどれか。
  • 選択肢-A:歯根肉芽腫
  • 選択肢-B:上行性歯髄炎
  • 選択肢-C:急性化膿性歯髄炎
  • 選択肢-D:慢性増殖性歯髄炎

回答:D

詳細解説:
患者は、咀嚼時における誘発痛を訴えている。また、写真から歯髄炎が増殖していることも確認できる。う蝕に気付いていながら放置していたことも合わせて考えると、慢性増殖性歯髄炎であることが疑われる。したがって、正解はdとなる。

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