ある事業所の男性社員50名を対象として「歯周病と喫煙」をテーマとした40分の健康教室を依頼され、衛生管理者とともに行うこととなった。健康教室の実施方法で適切なのはどれか。2つ選べ – 歯科保健指導論

投稿者:
科目名:歯科保健指導論| 出題年次:2015| 出題頻度:3| 出題回数:24

問題:
ある事業所の男性社員50名を対象として「歯周病と喫煙」をテーマとした40分の健康教室を依頼され、衛生管理者とともに行うこととなった。健康教室の実施方法で適切なのはどれか。2つ選べ。

  • 選択肢-A:個別相談を組み入れる。
  • 選択肢-B:自由に発言できる雰囲気をつくる。
  • 選択肢-C:衛生管理者との事前打ち合わせを行う。
  • 選択肢-D:都道府県別喫煙率の数値を読み上げて説明する。

回答:B

詳細解説:
健康教室では、講師からの一方的な話ではなく、受講者同士が自由に話し合う雰囲気をつくり、自ら気づきを得ていくことが効果的である。また、職場の喫煙状況や禁煙についての意識を知るために、衛生管理者と連携することも職場の実情に合わせた内容とするためには重要なポイントとなる。これらに対して、40分という限られた時間の中で個別相談を実施することには無理があり、都道府県別喫煙率といった一般的な話をするのみでは効果が薄くなる危険性がある。したがって、正解はbおよびcとなる。

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