問題:
歯髄鎮静の目的で用いる仮封材はどれか。
- 選択肢-A:水硬性仮封材
- 選択肢-B:カルボキシレートセメント
- 選択肢-C:仮封用軟質レジン<常温重合型>
- 選択肢-D:酸化亜鉛ユージノールセメント
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回答:D
詳細解説:
酸化亜鉛ユージノールセメントに含まれる「ユージノール」という成分には殺菌・消炎作用があるため、歯髄鎮静の目的で用いられる。水硬性仮封材には、熱しなくても使える、外れにくい、漏れにくいなどの性質がある。カルボキシレートセメントには、歯髄刺激性が低い、歯質接着性を有するなどの性質がある。仮封用軟質レジン<常温重合型>には、窩洞をしっかり仮封する、審美性が優れるといった性質がある。したがって、正解はdとなる。