上下顎の歯の接触状態の異常はどれか。1つ選べ – 臨床歯科医学

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科目名:臨床歯科医学| 出題年次:2014| 出題頻度:3| 出題回数:23

問題:
上下顎の歯の接触状態の異常はどれか。1つ選べ。

  • 選択肢-A:挺出
  • 選択肢-B:咬頭干渉
  • 選択肢-C:歯間離間
  • 選択肢-D:外傷性咬合

回答:B

詳細解説:
咬頭干渉とは、顎を動かしたり、上下の歯をかみ合わせたときに、邪魔な位置で咬頭があたってしまう(干渉する)ことをいう。外傷性咬合とは、歯周組織に外傷性変化(咬合性外傷)を起こしやすいような咬合の状態をいう。これは、高すぎる歯科補綴物や充填物などによることが多い。以上に対して、挺出とは、対合歯が抜けて噛み合う歯が無くなってしまった場合にみられる。また、歯間離開とは、歯と歯の間に隙間が生じている状態をいう。いずれも歯が接触していない状態についてのものである。したがって、正解は、bおよびdとなる。

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