19歳の女性。ブラッシング時の疼痛を主訴として来院した。2年前から気付いていたが放置していたという。既往歴にてんかんがあり、投薬を受けている。初診時の口腔内写真を別に示す。考えられる対応で、まず行うのはどれか。

投稿者:
科目名:臨床歯科医学| 出題年次:2017| 出題頻度:3| 出題回数:26

問題:
19歳の女性。ブラッシング時の疼痛を主訴として来院した。2年前から気付いていたが放置していたという。既往歴にてんかんがあり、投薬を受けている。初診時の口腔内写真を別に示す。考えられる対応で、まず行うのはどれか。

		19歳の女性。ブラッシング時の疼痛を主訴として来院した。2年前から気付いていたが放置していたという。既往歴にてんかんがあり、投薬を受けている。初診時の口腔内写真を別に示す。考えられる対応で、まず行うのはどれか。
  • 選択肢-A:歯肉の切除
  • 選択肢-B:服用薬の中止
  • 選択肢-C:抗菌薬の投与
  • 選択肢-D:プラークコントロール

回答:D

詳細解説:
てんかんの既往歴があり投薬を受けているという記述から、写真の歯肉の増殖はてんかん薬の副作用であると考えられる。当面の処置としては、プラークの増殖に対応するためのプラークコントロールが考えられる。歯肉の切除はその後に必要に応じて実施することになる。急な服薬の中止は、精神症状に悪影響を及ぼすおそれがあるので避ける。抗菌薬の投与については特に必要となるような症状はみられていない。したがって、正解はdとなる。

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