45歳の女性。上顎左側側切歯の変色を主訴として来院した。4年前から気付いていたが放置していたという。初診時の口腔内写真を別に示す。変色の原因として考えられるのはどれか。

投稿者:
科目名:臨床歯科医学| 出題年次:2017| 出題頻度:2| 出題回数:26

問題:
45歳の女性。上顎左側側切歯の変色を主訴として来院した。4年前から気付いていたが放置していたという。初診時の口腔内写真を別に示す。変色の原因として考えられるのはどれか。

		45歳の女性。上顎左側側切歯の変色を主訴として来院した。4年前から気付いていたが放置していたという。初診時の口腔内写真を別に示す。変色の原因として考えられるのはどれか。
  • 選択肢-A:喫煙
  • 選択肢-B:歯髄壊死
  • 選択肢-C:象牙質形成不全症
  • 選択肢-D:テトラサイクリン服用

回答:B

詳細解説:
歯髄壊死とは、打撲や細菌感染などで歯の神経が死んで(歯髄壊死)、歯が変色したものであり、歯の表面からの着色ではなく歯の中から変色する。喫煙による変色は、表面からの着色であり1歯のみに生じることも考えにくい。象牙質形成不全とテトラサイクリン服用による変色は、いずれも永久歯形成時に関わるものであり、問題文の女性の年齢とは合致しない。したがって、正解はbとなる。

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