45歳の女性、口臭を主訴として来院した。1日2〜3回歯ブラシとフロスで口腔清掃を行っており、PCRは4.5%である。官能検査で認知閾値を超える口臭はなかった。初回の歯科保健指導で適切なのはどれか。2つ選べ – 歯科保健指導論

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科目名:歯科保健指導論| 出題年次:2013| 出題頻度:3| 出題回数:22

問題:
45歳の女性、口臭を主訴として来院した。1日2〜3回歯ブラシとフロスで口腔清掃を行っており、PCRは4.5%である。官能検査で認知閾値を超える口臭はなかった。初回の歯科保健指導で適切なのはどれか。2つ選べ。

  • 選択肢-A:口臭の原因について説明する
  • 選択肢-B:フッ化物配合歯磨剤の使用を勧める
  • 選択肢-C:現在のプラークコントロール状態を維持させる
  • 選択肢-D:口臭はないので通院の必要がないことを説明する

回答:A

詳細解説:
口臭が主訴であるため、口臭の原因について説明する。PCR値が良好であるから、現在のプラークコントロール状態を維持させる。フッ化物配合歯磨剤の使用までは必要がないと思われる。口臭を気にしているのであるからそれをないと否定するのではなく、数字等から客観的に口臭を理由とする通院は必要ないことを伝える。したがって、正解はaおよびcとなる。

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