エックス線写真を別に示す。観察できるのはどれか。1つ選べ – 臨床歯科医学

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科目名:臨床歯科医学| 出題年次:2013| 出題頻度:3| 出題回数:22

問題:
エックス線写真を別に示す。観察できるのはどれか。1つ選べ。

		エックス線写真を別に示す。観察できるのはどれか。1つ選べ。
  • 選択肢-A:歯根_胞
  • 選択肢-B:歯根吸収
  • 選択肢-C:歯根膜腔拡大
  • 選択肢-D:垂直性骨吸収

回答:C

詳細解説:
歯根膜腔は、歯根と歯槽の間に歯根膜が存在する部分で、X線写真上では透過像として認められる。正常では顎骨と歯根の間の薄い透過性の線として認められるが、病的状態では拡大、消失がみられる。写真では、上顎左側犬歯および第一小臼歯に拡大がみられる。また、垂直性骨吸収とは、特定の歯の周囲の骨だけが垂直にへこんでいる状態で、両隣在歯のセメント - エナメル境を結んだ仮想線に対して、角度のある斜めの吸収がみられる。写真では、上顎左側犬歯遠心、第二小臼歯近心にみられる。したがって正解はcおよびdとなる。

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