36歳の女性、上顎右側小臼歯部の冷水痛を訴えて来院した。歯髄電気診、打診に異常な反応を認めない。コンポジットレジン修復を行うこととした。初診時の口腔内写真(写真A)と窩洞整理後の口腔内写真(写真B)とを別に示す。処置後に必要なものはどれか、1つ選べ – 臨床歯科医学

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科目名:臨床歯科医学| 出題年次:2014| 出題頻度:3| 出題回数:23

問題:
36歳の女性、上顎右側小臼歯部の冷水痛を訴えて来院した。歯髄電気診、打診に異常な反応を認めない。コンポジットレジン修復を行うこととした。初診時の口腔内写真(写真A)と窩洞整理後の口腔内写真(写真B)とを別に示す。処置後に必要なものはどれか、1つ選べ。

		36歳の女性、上顎右側小臼歯部の冷水痛を訴えて来院した。歯髄電気診、打診に異常な反応を認めない。コンポジットレジン修復を行うこととした。初診時の口腔内写真(写真A)と窩洞整理後の口腔内写真(写真B)とを別に示す。処置後に必要なものはどれか、1つ選べ。
  • 選択肢-A:マトリックス
  • 選択肢-B:歯肉排除用綿糸
  • 選択肢-C:研磨用ストリップス
  • 選択肢-D:アイボリー型セパレーター

回答:A

詳細解説:
写真Bからわかるように、上顎右側第一小臼歯と第二小臼歯の隣接面に窩洞があることがわかる。このように隣接するするケースでコンポジットレジン修復を行う場合には、マトリックス(隔壁)を隣接面に入れるとともに、歯間分離を行う必要がある。歯間分離を行うセパレーターは、臼歯の場合、エリオット型となる。また、隣接面研磨用のストリップスも使用する。したがって、正解はaおよびcとなる。

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