パノラマエックス線写真のトレースを示す。咬合平面が山型になった原因と考えられる患者の位置づけはどれか – 歯科予防処置論

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科目名:歯科診療補助論| 出題年次:2016| 出題頻度:2| 出題回数:25

問題:
パノラマエックス線写真のトレースを示す。咬合平面が山型になった原因と考えられる患者の位置づけはどれか。

		パノラマエックス線写真のトレースを示す。咬合平面が山型になった原因と考えられる患者の位置づけはどれか。
  • 選択肢-A:顔が下を向いていた。
  • 選択肢-B:顔が上を向いていた。
  • 選択肢-C:適切な断層域より前に位置していた。
  • 選択肢-D:適切な断層域より後ろに位置していた。

回答:B

詳細解説:
パノラマエックス線写真撮影においては、正中線、フランクフルト平面が断層域の線を合わせる必要がある。図のように咬合平面が山型になるのは、顔が上を向いていたため下顎枝後縁が外側に傾いたためである。下を向いていた場合には、下顎枝後縁が内側に傾き咬合面のカーブが急になり、V字になる。断層域が前過ぎると前歯が拡大してぼやけ、後過ぎると前歯が縮小してぼやける。したがって、正解はbとなる。

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