1歳1か月の男児の母親へ摂食に関する指導を行うことになった。男児の現在の状態を以下に示す。指導で適切なのはどれか。2つ選べ – 歯科予防処置論

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科目名:歯科保健指導論| 出題年次:2016| 出題頻度:2| 出題回数:25

問題:
1歳1か月の男児の母親へ摂食に関する指導を行うことになった。男児の現在の状態を以下に示す。指導で適切なのはどれか。2つ選べ。

		1歳1か月の男児の母親へ摂食に関する指導を行うことになった。男児の現在の状態を以下に示す。指導で適切なのはどれか。2つ選べ。
  • 選択肢-A:一口量を覚えさせていく。
  • 選択肢-B:平らなスプーンを使用させる。
  • 選択肢-C:手づかみで食べさせないようにする。
  • 選択肢-D:やわらかなものを前歯でかみ取らせる。

回答:A

詳細解説:
1歳1か月ということから、手づかみ食べから食器を使って食べる段階に移行する時期であることがわかる。まだこの時点ではスプーン等だけですべてを食べることはできず、手づかみで食べることとスプーン等を使用して食べることが並行的になされていく。したがって、手づかみで食べさせないようにするには、まだ早い段階である。また、スプーン等を器用に使うことはこの段階ではできないので、こぼしやすい平らなスプーンは適切ではない。子どもが一口で食べられる量をスプーン等に乗せてやり、一口で食べることができる量を覚えさせていくことで、むせることなく食事ができるようになる。上下乳切歯が萌出していることから、やわらかいものを前歯でかみとらせることも適切な指導となる。したがって、正解はaおよびdとなる。

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