水酸化カルシウム製剤を用いた乳歯の歯髄切断法の目的で正しいのはどれか – 臨床歯科医学

投稿者:
科目名:臨床歯科医学| 出題年次:2016| 出題頻度:2| 出題回数:25

問題:
水酸化カルシウム製剤を用いた乳歯の歯髄切断法の目的で正しいのはどれか。

  • 選択肢-A:歯髄の消炎鎮痛
  • 選択肢-B:歯髄の凝固壊死
  • 選択肢-C:象牙質橋の形成
  • 選択肢-D:う蝕象牙質の再石灰化

回答:C

詳細解説:
歯髄切断法では、歯根部分の歯髄は活かし切断面は水酸化カルシウムで封鎖する。そのことにより、その部分の象牙質橋が形成され歯根歯髄が保存される。消炎鎮痛は、酸化亜鉛ユージノールセメントの役割であり、歯髄の凝固壊死はホルムクレゾールの作用によって生じる。う蝕象牙質の再石灰化は、暫間的間接覆髄法において水酸化カルシウム製剤、ユージノールセメントの貼付により生じる。したがって、正解はcとなる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です