77歳の男性。脳梗塞発症後、口蓋に食渣が付着することを訴えている。この患者に装着した口腔内装置の写真を別に示す。適応症はどれか。

投稿者:
科目名:臨床歯科医学| 出題年次:2017| 出題頻度:3| 出題回数:26

問題:
77歳の男性。脳梗塞発症後、口蓋に食渣が付着することを訴えている。この患者に装着した口腔内装置の写真を別に示す。適応症はどれか。

		77歳の男性。脳梗塞発症後、口蓋に食渣が付着することを訴えている。この患者に装着した口腔内装置の写真を別に示す。適応症はどれか。
  • 選択肢-A:舌挙上不全
  • 選択肢-B:口唇閉鎖不全
  • 選択肢-C:軟口蓋挙上不全
  • 選択肢-D:食道入口部開大不全

回答:A

詳細解説:
写真は、上顎義歯の口蓋部を肥厚させた形態の装置である舌接触補助床であり、舌の運動障害あるいはボリューム不足の患者に対して用いられる。発音および咀嚼・嚥下機能に必要な舌の口蓋への接触を容易にする効果がある。口唇の閉鎖不全、軟口蓋挙上不全、食道入口部開大不全への適応は無い。したがって、正解はaとなる。

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