36歳の女性。上下顎前歯部歯肉からの出血を主訴として来院した。検査の結果、侵襲性歯周炎と診断され、歯周治療を行うことになった。初診時の口腔内写真を別に示す。歯周基本治療開始前に説明すべきリスクはどれか。2つ選べ。

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科目名:臨床歯科医学| 出題年次:2017| 出題頻度:2| 出題回数:26

問題:
36歳の女性。上下顎前歯部歯肉からの出血を主訴として来院した。検査の結果、侵襲性歯周炎と診断され、歯周治療を行うことになった。初診時の口腔内写真を別に示す。歯周基本治療開始前に説明すべきリスクはどれか。2つ選べ。

		36歳の女性。上下顎前歯部歯肉からの出血を主訴として来院した。検査の結果、侵襲性歯周炎と診断され、歯周治療を行うことになった。初診時の口腔内写真を別に示す。歯周基本治療開始前に説明すべきリスクはどれか。2つ選べ。
  • 選択肢-A:歯根破折
  • 選択肢-B:構音障害
  • 選択肢-C:エナメル性う蝕
  • 選択肢-D:象牙質知覚過敏症

回答:B

詳細解説:
歯周基本治療の抜歯により、構音障害が生じる可能性がある。また、基本治療の効果により生じる歯肉退縮により、象牙質知覚過敏が生じる可能性がある。歯根破折は基本治療では通常生じない。また、う蝕についてはエナメル質ではなく歯肉退縮による根面う蝕が生じるリスクがある。したがって、正解はbおよびdとなる。

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