障害者の歯科治療時における行動調整で誤っているのはどれか – 歯科予防処置論

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科目名:歯科診療補助論| 出題年次:2016| 出題頻度:3| 出題回数:25

問題:
障害者の歯科治療時における行動調整で誤っているのはどれか。

  • 選択肢-A:患者の権利や尊厳を守る。
  • 選択肢-B:静脈内鎮静法は有意識下で行う。
  • 選択肢-C:行動変容法を併用して進めると効果的である。
  • 選択肢-D:協力度が向上しても抑制器具や開口器は外さない。

回答:D

詳細解説:
患者の非協力的な行動を適切な行動へ導く方法として、行動調整法がある。行動調整法の実施において患者の権利や尊厳を守ることは、大前提である。行動変容法は、行動調整法の1方法であり、他の方法と併用することにより効果をあげることができる。静脈内鎮静法も行動調整法の1つであり、有意識下で行われる精神沈静法である。協力度が向上した場合には、患者の権利や尊厳を守るという観点から、抑制器具や開口器ははずすべきである。したがって、正解はdとなる。

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