73歳の男性。食事がうまく摂れないと相談を受け、歯科医師とともに訪問した。1年前に脳出血を発症し、現在、在宅療養中であるという。最近の栄養アセスメント結果を表に示す。低栄養を疑うのはどれか。2つ選べ – 歯科予防処置論

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科目名:歯科保健指導論| 出題年次:2016| 出題頻度:2| 出題回数:25

問題:
73歳の男性。食事がうまく摂れないと相談を受け、歯科医師とともに訪問した。1年前に脳出血を発症し、現在、在宅療養中であるという。最近の栄養アセスメント結果を表に示す。低栄養を疑うのはどれか。2つ選べ。

		73歳の男性。食事がうまく摂れないと相談を受け、歯科医師とともに訪問した。1年前に脳出血を発症し、現在、在宅療養中であるという。最近の栄養アセスメント結果を表に示す。低栄養を疑うのはどれか。2つ選べ。
  • 選択肢-A:①
  • 選択肢-B:②
  • 選択肢-C:③
  • 選択肢-D:④

回答:A

詳細解説:
低栄養についての指標としては、BMI、体重減少率、血清アルブミン値等がある。BMIは、体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))で求められ、18.5未満であると低栄養のリスクありとされる。また、血清アルブミン値は、3.5g/dLが低栄養のリスクありとされる。体重減少率は、6か月で3〜10%の減少で低栄養のリスクありとされるが、BMIや血清アルブミン値に比べると軽度であると考えられる。コレステロール値は、直接の基準とはされていない。したがって、正解はaおよびcとなる。

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