4歳の男児。う蝕の治療を希望して来院した。同年齢の小児が治療を受けている様子を見学させながら、これからの治療の流れを説明した。行った対応はどれか – 臨床歯科医学

投稿者:
科目名:臨床歯科医学| 出題年次:2016| 出題頻度:2| 出題回数:25

問題:
4歳の男児。う蝕の治療を希望して来院した。同年齢の小児が治療を受けている様子を見学させながら、これからの治療の流れを説明した。行った対応はどれか。

  • 選択肢-A:モデリング法
  • 選択肢-B:フラッディング法
  • 選択肢-C:トークンエコノミー法
  • 選択肢-D:ハンドオーバーマウス法

回答:A

詳細解説:
問題文は、模範的な患者の診療を実際に見せて、子どもの行動変容を図る方法であるモデリング法の説明である。フラッディング法とは、一時的に強引に恐怖刺激を実体験 させてしまうやり方であり、トークンエコノミー法とは、子どもがある望ましい行動をした際に、物品などの「ごほうび(トークン)」を与えるやり方であり、ハンドオーバーマウス法とは、泣き騒ぐ小児の口を術者の手の平(あるいはタオルなどを介して)でしっかりと覆い(鼻を覆わない)、泣き声が出ないようにすることで子どもの注意を引き、泣き騒ぐのやめればとってあげると言って泣き騒ぐのをやめさせる方法である。したがって、正解はaとなる。

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