4歳の男児。下顎左側乳切歯の形の違いを気にして来院した。初診時の口腔内写真(写真A)とエックス線写真(写真B)を別に示す。歯の形態異常はどれか – 臨床歯科医学

投稿者:
科目名:臨床歯科医学| 出題年次:2016| 出題頻度:3| 出題回数:25

問題:
4歳の男児。下顎左側乳切歯の形の違いを気にして来院した。初診時の口腔内写真(写真A)とエックス線写真(写真B)を別に示す。歯の形態異常はどれか。

		4歳の男児。下顎左側乳切歯の形の違いを気にして来院した。初診時の口腔内写真(写真A)とエックス線写真(写真B)を別に示す。歯の形態異常はどれか。
  • 選択肢-A:栓状歯
  • 選択肢-B:双生歯
  • 選択肢-C:癒合歯<融合歯>
  • 選択肢-D:ハッチンソンの歯

回答:C

詳細解説:
写真AとBからは、下顎左側乳中切歯と乳側切歯に癒合(融合)がみられている。栓状歯とは、形が樽のような歯のことであり、双生歯とは、もともと1つの歯胚からできた歯に癒合歯のようなくぼみができることであり、ハッチンソンの歯とは、先天性梅毒による歯の形成不全でエナメル質の形成不全により、上顎中切歯に半月状の欠損が生じたものである。したがって、正解はcとなる。

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