問題:
あるスクリーニング検査場面の写真を別に示す。検査で評価できるのはどれか。
- 選択肢-A:咀嚼機能
- 選択肢-B:食塊形成能
- 選択肢-C:軟口蓋の運動の巧緻性
- 選択肢-D:隋意的な嚥下反射の惹起
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回答:D
詳細解説:
写真では、のど仏のあたりに指をあてて嚥下の有無を確認している。これは、嚥下障害のスクリーニングテストである反復唾液嚥下テスト(RSST)である。反復唾液嚥下テスト(RSST)は、口を湿らせたのちに30秒間に何回唾液を嚥下できるかを観察する。検者は、第2指で舌骨を第3指で甲状軟骨を触知し、甲状軟骨が指を十分に乗り越えた場合のみ1回とカウントする。2回/30秒以下を陽性とし、3回以上を正常とする。したがって、正解はdとなる。