有害作用の発現率が最も高い投与法はどれか。

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科目名:疾病の成り立ち及び回復過程の促進| 出題年次:2017| 出題頻度:1| 出題回数:26

問題:
有害作用の発現率が最も高い投与法はどれか。

  • 選択肢-A:舌下投与
  • 選択肢-B:経口投与
  • 選択肢-C:筋肉内投与
  • 選択肢-D:静脈内投与

回答:D

詳細解説:
静脈内投与は、そのまま血管系に入るので瞬時に全身をめぐるため、有害作用の発現率が最も高い投与法となる。舌下投与は、舌下の粘膜が比較的薄く多数の毛細血管が存在し直接吸収されるため、静脈内投与に次いで発現率が高く、その次が筋肉内の血管を通して吸収される筋肉内投与となる。経口投与は、消化管を通して吸収され、肝臓等の解毒作用も受けるため、発現率は最も低い。したがって、正解はdとなる。

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