82歳の男性。右片麻痺があり、義歯の清掃が難しいという。口腔清掃自立度<改訂BDR指標>の評価を表に示す。男性への指導内容で適切なのはどれか。2つ選べ – 歯科予防処置論

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科目名:歯科保健指導論| 出題年次:2016| 出題頻度:2| 出題回数:25

問題:
82歳の男性。右片麻痺があり、義歯の清掃が難しいという。口腔清掃自立度<改訂BDR指標>の評価を表に示す。男性への指導内容で適切なのはどれか。2つ選べ。

		82歳の男性。右片麻痺があり、義歯の清掃が難しいという。口腔清掃自立度<改訂BDR指標>の評価を表に示す。男性への指導内容で適切なのはどれか。2つ選べ。
  • 選択肢-A:うがいの練習
  • 選択肢-B:口腔清掃習慣の確立
  • 選択肢-C:義歯清掃用具の選択
  • 選択肢-D:ファーラ位での口腔清掃

回答:A

詳細解説:
BDR指標からは、歯磨きに関しては座位を保って部分的には自分で磨くことができるとする結果が出ており、頭部だけを45〜60度起こすファーラ位をとる必要はない。口腔と義歯の清掃自立状態からは、自発性と習慣性について自分から進んで毎日取り組んでいるとする結果が出ており、口腔清掃習慣確立についても必要性は乏しい。BDR指標からは、うがいについて水を口に含む程度はするという結果が出ており、うがいの練習は適切である。口腔と義歯の清掃自立状態からは、有効性については一部の清掃行為で有効にできない傾向があるとされており、状態に合わせた義歯清掃用具の選択は適切である。したがって、正解はaおよびcとなる。

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