12歳の女児。歯科予防処置を希望して来院した。永久歯は28本萌出している。これまで歯科予防処置の既往はない。今回、小窩裂溝填塞を行うことになった。処置の優先順位の高い歯はどれか – 歯科予防処置論

投稿者:
科目名:歯科予防処置論| 出題年次:2016| 出題頻度:2| 出題回数:25

問題:
12歳の女児。歯科予防処置を希望して来院した。永久歯は28本萌出している。これまで歯科予防処置の既往はない。今回、小窩裂溝填塞を行うことになった。処置の優先順位の高い歯はどれか。

  • 選択肢-A:第一小臼歯
  • 選択肢-B:第二小臼歯
  • 選択肢-C:第一大臼歯
  • 選択肢-D:第二大臼歯

回答:D

詳細解説:
小窩裂溝填塞処置とは小窩裂溝をあらかじめ埋めて歯垢が溜まりにくくするものであり、萌出直後の歯に行うのが効果的である。12歳という年齢および永久歯28本萌出という表現から、第二大臼歯が最も新しく萌出した歯であると思われることから、第二大臼歯の優先順位が高いことになる。したがって、正解はdとなる。

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