歯間部および歯肉の形態異常と関連する要因の組合せで正しいのはどれか – 歯科予防処置論

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科目名:歯科予防処置論| 出題年次:2016| 出題頻度:3| 出題回数:25

問題:
歯間部および歯肉の形態異常と関連する要因の組合せで正しいのはどれか。

  • 選択肢-A:クレフト — 不適切なブラッシング
  • 選択肢-B:フェストゥーン — 喫煙
  • 選択肢-C:テンションリッジ — 咬合性外傷
  • 選択肢-D:ブラックトライアングル — 抗菌薬の長期連用

回答:A

詳細解説:
クレフトとは、歯肉にできた垂直型のV又はU字型をした裂け目のことであり、不適切な歯磨き、たまったプラーク(歯垢)、噛み合わせの異常などで生じる。フェストゥーンとは、咬合性外傷、プラーク、歯ブラシの機械的刺激によって歯肉辺縁がロール状に盛り上がることであり、テンションリッジとは口呼吸が原因で起こる口蓋の堤状隆起である。ブラックトライアングルとは、加齢や歯周炎による歯肉退縮や矯正治療によって歯が整列され歯根の間が広がることにより生じる歯のすきまのことである。したがって、正解はaとなる。

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