全身止血薬はどれか – 疾病の成り立ち及び回復過程の促進

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科目名:疾病の成り立ち及び回復過程の促進| 出題年次:2016| 出題頻度:2| 出題回数:25

問題:
全身止血薬はどれか。

  • 選択肢-A:ヘパリン
  • 選択肢-B:トロンビン
  • 選択肢-C:アスコルビン酸
  • 選択肢-D:ワルファリンカリウム

回答:C

詳細解説:
止血薬には、低下した血液凝固機能を補強するため、あるいは血管の抵抗性を強めるために全身投与が行われるもの(全身性止血薬)と、表面出血を抑えるために局所に適用するもの(局所性止血薬)がある。アスコルビン酸は血管を補強するものであり、全身性止血薬である。ヘパリンとワルファリンカリウムには血液の凝固を阻止する働きがあり、止血薬ではない。トロンビンは血液凝固を促進するものであり、局所性止血薬である。したがって、正解はcとなる。

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